コピー人間:2000年12月号掲載分
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最終更新日:2014/05/14
霧島フォーラム「狂この頃」
今月のピックアップアーティストで紹介するバンド誰にしよーかなー、と一生懸命考えたんすけど、今月該当者なしっス。いや、いないわけじゃないんだけどね、やっぱ誌上で紹介する以上は付け焼刃的なバンドや、活動のないバンドよりヘタクソでも頑張ってるアーティストがいい、とボクは思うんですよ。で、今月は残念ながらいません。それでふと思ったんだけど、単なるネタ切れじゃない、なんかこの町おかしーなー・・と、いや常々考えてたことでもあるんスけどね。で、今月の「狂この頃」はボクの独り言に付き合って下さい(いつも似たよなもんだけど・・)。 産経大都城がついに新規入学者の募集の打ち切りを決めた昨今、この町の特徴とゆーか、地域性とゆーか、ま、そのへんをボクの観点(当然、音楽とか若者世相になるけど)で考えた。これでも東京、大阪、福岡、静岡に住んだことがあるし、神奈川・名古屋も行く機会が多かったので、ボクの比較は結構信憑性が高いと自負してるんだけど、一言で言うと、この町の若者は(おっと、このセリフはいかにもおっさんだ・・・!)コピー人間ばかりだ!いや、コピー人間が多い、にしとこう。そうでない人もいるからね。ともかく、なにがコピーかっつーと、言葉、流行、ファッションも音楽もとにかくライフスタイルそのものが全てメディアや雑誌のウケウリなのだ。これは都城に限らず、人口10万前後の町は大体そーなのかも知れない。しかも単なるコピーではなく、誇大コピーである。例は悪いが深夜徘徊や素行不良等は圧倒的に田舎の方が多い。多いと言うのは数ではなく比率の問題。例えば都会にいる若者の10000人中100人がそれだとすると田舎は1000人中30人いる。数では1/3でも割合は3倍なのだ。なんでそーなるかと言うとテレビや雑誌でクローズアップされたものを“それが全て”として受け取る、いわゆるコピーなのだ。女の子の貞操観念にしても都会のコの方がよっぽとカタい。ルーズはいたガングロがテレビに写ると“全部そーなんだ”と思うのだろう。実際は少数派だからこそテレビ雑誌が取り上げるわけだし、勘違いも甚だしい。 こないだ、ある女性と会話してたら「男の浮気は当たり前」だと言っていた。これだってメディアや周りとの会話に洗脳された固定観念に過ぎない。要するに知識のコピーだ。実際の男はそんな捨てたモンじゃない。少なくともボクの友達にはそんなのはいない。「だってアタシの過去はみんなそんな人だったよ」そりゃそーだ。浮気をする人は出会いを恋愛に持っていこうとするけど、しない人はそーゆー風に発展させないから出会わないわけだ。 ま、そんなこたどーでもいーけど、とにかく都城の未来に明るい材料がどんどん減っていく。予定では4年後には大学が閉鎖でおそらく介護・福祉系の施設に、とウワサされてる。もともと大学が出来て恩恵を被ったのは不動産ぐらいで、今回の閉校で被害も同じこと。若者がただ単に増えりゃいいってもんじゃない。例えばボクの身近な例を挙げればバンド。冒頭にも言ったように継続的に活動したバンドはほとんどなく、現在にいたっては学園祭が近づくと練習をする程度。ま、ボク個人は沢山の出会いがあって色んな友達が出来たし、いい思い出もたくさんあるけどね。 で結局何が言いたいのかって?独り言だからそー突っ込まないで下さい。要するに自分自身がそのコピー人生から脱却できてないもんだからつぶやくわけですよ。 音楽系の番組を見ててすんごい才能を持ったヤツラ見ると、昔は“燃える”だったのに今は“あー、勝てねーや”とか思うことがたまにある。別に勝負事ではないから勝つ必要ないんだけど、すごいヤツはすごい。で全く対象的なヤツも身近にいる。ろくに仕事もせず、できない理由付けはうまく、夢はエラソーに語る。そんなヤツにはムカつき、前者を見ると落ち込む。結局ボクみたいなのを“小市民”というのだろうな。だが、あくまで前者になるよう頑張りたいもんだ。
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KYOのオススメアーティスト
最近のボクのお気に入りで、かつ、ムカつくアーティストを紹介しよう。なんでムカつくかというと、現時点で絶対かなわないから。今年の4月にデビューした男女2人組のユニットで「LOVE PSYCHEDELICO」。1stマキシ「your song」でその強烈な個性を発揮し、その声とメロディはクヤシー程脳裏に焼き付いてしまった。11月1日には2ndマキシ「last smile」が発売され、すでにブラウン管には登場してるので聴いたことのある人もいるだろう。爆発的ブレイクをするかはわからないけど、元来他人のCDを手に入れようなんてほとんど思わないボクが久々に欲しい!と思ったくらいだから、一度聴いてみて!ハマるハズ。
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