誰に投票すればいいのかがわかるシリーズ2
今のところ立候補予定者は7人のようで、現職のうち中村氏を除く5名、元職の満行氏、元市議で先頃の衆院選にも出馬された来住氏で、このうち6名が当選することになりそうです。
まずは基本的なデータから。ちなみに並びは50音順(敬称略)です。
ここでわかるのは、所属党、年齢、当選回数です。それにしても年齢層高いですね。なんと40代は一人もいないんだな、とあらためて驚きます。30代1名、50代1名、60代3名、70代2名。
ちなみに定数12の宮崎市は、前回開票時には、20代1名、30代1名、40代2名、50代3名、60代4名、70代1名、とバランスが幾分取れている気がします。しかもこのうち5名が初当選だったのです。
まぁ年齢についてはそれぞれの考え方があると思います。若さが必要だという見方、いやいややはり年の功だろう、という見方。
(※2015/3/12追記:一部「高齢候補」を揶揄している、という類の声を頂きましたが、そのような意図はまったくなく、バランスの重要性を訴えております。)
次に党派ですが、やはりある程度のバランスがないと、議会そのもの、というか議論自体が成立しづらくなりますから、そういう見方もあってもいいのかな、と思います。そもそも二元代表制とはいえ、首長派が多数を占めると意味を失いかねませんからね。現在は39人中23名が自民党ですから、圧倒的です。
さて、これだけでは何の目安にもならないと思います。次は、実際の活動を見て行こうと思うのですが、実はネットでは限界があります。たとえば7名のうちホームページをお持ちの方は2名(山下氏、満行氏)しかおられず、その2名もまったく更新が途切れているので参考になりません。1名(来住氏)ブログがあったらしき痕跡はあるのですが閉鎖されていました。
SNSはどうかと探してみましたが、まずツイッターは1名(来住氏)おられましたが更新なし。Facebookは3名(二見氏、満行氏、来住氏)が開設されていますが、更新がマメなのは前半の2名のみでした。(下表は敬称略しております。)
いやはや、保守王国とはいえ、いったいどうやって活動をアピールしているのでしょうか。支持者だけに配る紙通信だけなんでしょうか?
先日も某都城市議とお話をした際に、ホームページやブログ、SNSについてお伺いしたところ、「いやぁ、この年になるととてもとても・・・」とのことで、ITについてはできれば関わりたくないという思いが十分に伝わってきました。
しかし、これでは候補者のことを知りたくても、なんにもわからないですねぇ。
「苦手」なのはわかりますが、いまやIT業界は農業の4倍の人口(もっとも全国的な数字ですが)をかかえ、利用者にいたっては子供から大人まで満遍なくお世話になっているわけですから、そういうことに疎いようでは、市民の代弁をお任せするのはいささか不安な気もします。
まぁSNSやブログについては、なかなか更新も大変でしょうし、そこは同情の余地があるのですが、活動の報告や、現在の政策について、随時書いていくくらいのことはやはりやるべきでしょう。
なにも自分でやらなくとも、やってくれる人は支持者の中にもいくらでもいるはずですし。まぁちゃんとお金払って業者に頼む手だってありますから。
最低でも任期におけるマニフェスト、議会での発言記録、その他の活動報告くらいは作ってほしいものです。
次回は議会での発言回数などを見てみたいと思います。
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