理想的な選挙システムは作れるか!? Vol.1

公開日: : 社会問題, 都城愛

政治家っていうのは、重大なことを決定するのに最も密接な立場にある。だから心して選ばねばならないのだけど、はたして何人の、何パーセントの人が「心して」選んでいるのだろうか。

これを読んでいる人の中で、「私はすべての候補者の力量や本質、可能性を吟味したうえで、政策詳細を聞いて選んでいる」という人がどれだけいるだろうか。

もちろん僕もそれをしていない。というよりできない。いやできてもやろうとしない。周辺のメディアも政見放送を企画するでもなし、ディスカッション番組をやるわけでもない。一時期流行ったマニフェストも発行されない。

ではそれらをやらないメディアが悪いか、というと、需要もないのにやったってスポンサーすら集まらない、ということになるし、そもそもそういうことを「やってもらっては困る」人たちもいるわけで、妨害なりなんなりで結局実現しない。

ならなぜ「需要」がないのか。一言でいうと「興味・関心がない」に尽きるのだけど、これは現在のような格差社会の中で、みな日々を必死で生きていると、報われないであろう行動にエネルギーを費やそうとは思わないのだ。

日銀のゼロ金利政策などでごまかされてはいるが、現状の「格差」はある意味「想定内」であって、「毎日を必死に生きればなんとかなる」レベルの状態を維持すれば、「文句」をいう国民は出てこない仕組みになっている。

政治に「モノを言う」ためには、自分の生活がまず安定していることで生まれるある種の余裕がないと、なかなかエネルギーは沸かない。

ところが「生活が安定している」人、というのは、それだからこそ「お付き合い」というのが比較的多いから「しがらみ」や「あつれき」を抱えることになり、「意見」を控えた方がいい状態に向かってしまう。結局「意見を言える人」というのは出てこない仕組みができている。公務員などはいい例で、「役所にいるのだから偏向はいけない」と言いつつ、無意識に偏向してしまう。

主要企業、特に公共工事を受注する立場にあったり、助成金や補助金に関わっていたりするともうその時点で「お上には逆らわない」状態がデフォルトになる。さらにその社員や家族も、いわゆる一族郎党は投票には行っても「考えたり」などはしない。俗にいう組織票の出来上がりだ。

つまり、「ちゃんと吟味して選んだ」1票は、このような意思のない数万票の足元にも及ばないのだ。「清く」ても「弱い」のだ。

ということは、投票率が上がっても「質」が変わらない限り結果にはさして影響しないということになる。そしてこの傾向は地方になればなるほど強くなる。

では、「質」は変えられるだろうか。

本来、選挙は政治力、政治手腕で選ぶのが最も理想だろう。

ここでいう政治力は、外交等でも交渉力に優れ、多少の犠牲を払ってでも問題を解決させられ、リスクマネジメントもコスト感覚にも長けていて、頭脳が明晰で弁もたつ、など、言い出せばキリがないがそれに限りなく近い力と思っていただきたい。

ではある選挙で二人が立候補したとしよう。A氏は政治力に優れているが、不倫や浮気はもちろん、飲酒運転や賄賂などのケもぬぐえない。

一方B氏は、清廉潔白でお人よしで、笑顔も明るく熱意もあるっぽいが政治力は一切ない。

さて、あなたはどちらに投票するだろうか?

明日に続く・・・かもしれない

dobutsuno_shippo

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