見返りのないもの、それが・・・

公開日: : 最終更新日:2014/05/14 ブログ, 社会問題

昨日の記事には予想外に反響いただき、紹介したことが間違いでなかったと確信しました。

今、オレゴンの時間で火曜日の朝の5:50です。もしかしたら、彼は既に処方箋を飲んだのかも知れません。

なんと書いていいか・・・。

この続報を検索しましたが中々見つかりませんでした。

代わりに見たくもない書き込みの羅列を見てしまうことにもなりました。

それは2chの某スレッドで、誰かが立てた板に次々と書き込みが追加されていて、そのほとんどが目を覆いたくなるようなものです。

大反響となったネットの投稿「余命51時間だけど質問あるかな?」 (´・ω・`)

これが同じ人間かと思うと、情けなくてしょうがないです。憎しみとか恨みとかいう以前に哀れでしょうがない。

というか記事にする価値すらないんだろうけど、この書き込みをしている人たちが、翌日普通に仕事をして普通に生活している、つまりホントに普通の人たちで、自分たちの周りに普通に存在していて、しかも好青年だったりするかも知れないとすれば、やはり世直しは必要なのかな、とつくづく考えてしまいました。

彼らは、世の中に対して疑心暗鬼になりすぎているんでしょうか。信じれるものがないんでしょうか。環境か、親か、何かのせいにするのは簡単だけど、いったい何が彼らをそうさせてしまったのか、これは全人類の課題かも知れない。

たしかに、例の記事がネタである可能性はゼロじゃない。でも、だからなんなのだろう。そこは全く問題じゃないし、騙されるなら騙されるでいいわけだし。騙されていったい誰が損害を被るのだろう。

勿論、そんな愉快犯がいるとは思いたくないし、いたとしたら耳に入らず騙されたままでいたいけど、問題はやっぱり何が彼らをヒネさせたか、だと思う。

ボクもホントはこんな記事は書きたくないけど、書かずにいられなかったんです。

人生をまっとうすること、それ自体、日々の忙しさやしがらみ、様々な軋轢の中で考える時間なんて持てないのが現実かも知れない。

でも、日々のささいな出来事の中に、どう生きるべきかは必ずあるんだと思うんです。

人はついつい間違いを犯すけど、

悪気はないけど時間に遅れたり、

悪気はないけど約束を破ったり、

でも大事なのは、相手のことをどれだけ考えられるか、結局それだけなんだと思うんですよ。

たったそれだけ。

僕は「愛を語るつもりはない」といいながら、結局それに触れてしまってますが、「誰かを思いやる」それに尽きるんだな、と。

あぁ、なんだか暗い記事ですんません。

明日からまた明るい・・・・あ、ちゅーかボクらしい記事にします。

関連記事

no image

怒れ!宮崎県民!

老舗ジャズ専門誌「スイングジャーナル」(スイングジャーナル社)が6月19日発売の7月号で休刊し、約

記事を読む

no image

どーせ映画を見るなら

 台風なのでDVDを久々に借りましたス。デスノートが前編・後編ともめでたく「旧作」になっておりました

記事を読む

no image

川内温泉

記事を読む

no image

くしゃみにびっくりするパンダ

http://www.youtube.com/watch?v=r3hRpolYekM[/youtub

記事を読む

image

理想的な選挙システムは作れるか!? Vol.2

答えは明白でA氏だ。悪いことやっても許せというのか?と聞こえそうだが、悪いことをしたら罰を与えればい

記事を読む

no image

クリスタルスカル

 今日はオヤジが見舞いに来てくれました。コナン+金田一のマンガと週間朝日を持って。うーむ・・・。

記事を読む

no image

2003/10/19

「経惟」「雅功」このたぐいの名前を迷いなく読める人はどれくらいいるのだろうか。ちなみに「荒木経惟」と

記事を読む

no image

こりん、ごりむぞっ!

記事を読む

no image

記事を読む

no image

礼儀正しいチャイ吉

 ウチのチャイ吉は非常に礼儀がいい。食べ物を目の前にして鼻をヒクヒクさせながらも、けして許可が出るま

記事を読む

Comment

  1. waioi_comment_post より:

    昔はよかにせどん
    2011/03/09 04:54
    おはようございます。
    私、凡人には知りようもない、世界を見渡したグローバルな記事を今後共お願い致します。
    [Res]狂咲 狂
    2011/03/09 23:01
    グローバルですか・・・。時にグローバル過ぎてもいいですか?
    霊とか銀河とか陰謀説とか・・・

    A隊長
    2011/03/09 06:37
    誰の心にも善と悪が存在していて、そのバランスが崩れた時にいろいろな問題が起きるのではないかと思います。

    たから常に自分で自分の心を見張っておく必要があるかもしれません!
    [Res]狂咲 狂
    2011/03/09 23:02
    おお、深い。
    やっぱ一度サシで飲まんといかんですね。

    ちびた
    2011/03/09 09:10
    昨日の記事の重たさに返すこともできなかったですけど、このスレはいろんな角度から脱力感やらあきれるやらで。
    今朝、ふと「もっと人を許してあげられたら自分も気が楽だ」とかよぎって、「でも許してあげられるような人は多分事故のような出来事のときだろう。だからどうして許せない人が存在するのかもわかる気がする」なんてことを朝っぱらから考えていました。
    その直後にこの記事をみて、考えればわかるのに非常識って言う典型だなと思いながら読みました。
    ある意味人間の持ち合わせた感情だけどそれをどうコントロールするのかも人ですよね。
    見れば不愉快になるスレですけどやはりいたか・・・と思いました。
    この人たちはチューニングをそういう風に合わせたのですね。
    ほんと薄っぺらいですね。
    [Res]狂咲 狂
    2011/03/09 23:03
    人を許すときに最も邪魔なのが被害者意識だよね。損した気分というか。でもよく考えると実は「得」だということに気づけば許しやすいのかもねぇ。

    ぽけみや
    2011/03/09 23:00
    ちびたさん同様、前回の記事もすぐに考えをまとめてコメ入れることできませんでしたが、
    この記事も、とても考えさせられました。

    オレゴンの男性の記事自体は、
    わたし個人は、フェイクかもしれないと思ってるのですが
    事実でも、フェイクでも、
    世界中に命の尊厳を考える一石を投じたという意味で
    すごく良い記事だと思うんです。
    なのに、ウソか誠かという表面だけで論じる風潮が悲しいなと。
    事実かどうかじゃなくて、読んでどう感じたかという
    感性を大事にすればいいのに。
    理屈でゴチャゴチャ言うから思いやりのない言動に走るのかも…
    [Res]狂咲 狂
    2011/03/09 23:05
    ラジオ、初々しくて良かったよ。
    人はみな、信じることに恐れを抱いているんだろうね。
    それは強さを必要とするからかな。

waioi_comment_post へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.


follow us in feedly
PAGE TOP ↑