邪馬台国は都城?
ボクらが歴史の時間に習ったのは、いわゆる畿内説というヤツで、奈良県を指してます。でも最近では、畿内VS九州という議論が常識的で、つい先日も邪馬台国徹底検証第2弾!シンポジウム「卑弥呼は九州にいた!?」と題して福岡県庁がイベントを主催してるくらいなんすね。
実際、従来の畿内説に対して、次に多いのが福岡説で、次が熊本説、大分説、そしてわが宮崎県説、と続いているんですな。勿論、少数意見もありまして、北は石川県説から南は沖縄県説、さらにはエジプト説やらジャワ・スマトラ説まであります。
宮崎説の次に多いのが鹿児島説なんですけども、中身は曽於説や大隈説なので、南九州説と言ってもいいかも知れませんけどね。
実は、数年前に都城説を唱える人に会ったことがありまして、その方の論文、というかレポートを読ませてもらったときには、結構背筋がゾッとするような事実もありまして。ま、それにはあえて触れずにおきますけども。
邪馬台国がどうこうという以前に、いわゆる天孫降臨はどこか?ってハナシの方はほぼ高千穂の峰で決着が付いてるみたいですね。で、その高千穂の峰なんですけどもね、熊本、鹿児島、宮崎と、3県から見れるわけですけど、そのたたずまいはそれぞれ違うわけですよ。
象形文字で言うところの「山」と言う図柄、まさしくそれを表現しているのは、わが都城から見た霧島だけなんですよ、知ってました?みなさん!
天孫降臨の地というのは、いわずもがな「天皇家のふるさと」を指しているわけですが、そこで都城の方言に目を向けてみます。
例えば「またぐわんそ」とよく言いますよね。これは「また、都合あわせ申し候」が変化したものなんですけど、いわゆる「方言」というよりも、「公家言葉」なんですな。つまり、朝廷があった、またはその流れの人達が住んでいたことを意味してるわけですよ。
高千穂の峯を囲む地域の中で、方言が公家言葉から派生しているのは、都城だけだと思われます。それも、269号線で言えば山之口から今町あたりまで。しかも、どちらも昔は「関所」があったそうですぜ、ダンナ!
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Comment
しゅんちゃん
2009/03/05 23:47
なかなか興味深いものですね。
「関所」があったというのは知っていましたが、邪馬台国の「都城説」があるとは知らなかったです
himazaru
2009/03/06 01:56
スゲー(◎o◯;)
かっちょいぃ。
超勉強になりましたm(__)m
拙者都城についてもっと知らなきゃです。
狂咲 狂
2009/03/07 00:24
>しゃんちゃんさん、GUEVACHEさん
もっとも、研究者の間では邪馬台国ではなく、朝廷が遷都していった過程の中に都城があった、という見解が多いみたいですけどねぇ。
邪馬台国が都城という説には賛成ですし、私もそう結論づけています。2年前に作った荒原稿があります。もし興味あればご連絡下さい。メール便で送ります。このサイトを今日見つけたばかりです。それまで知りませんでしたので、ご連絡が遅れたことをお詫びします。まだ見てありますかね。
すみません、一年も放置してしまいました。
とりあえずメールしてみます。
申し訳ありません。1年前のPCはもう使っていませんので、メールアドレスが変わっています。昔のPCを見てみます。所で、今月末に邪馬台国都城説とでも呼ぶのでしょうが、私なりにまとめた本を出版します。今年になり、本として出版してみようと決意しました。題名は「邪馬台国の夜明け」で東京図書出版から出します。定価は2,200円+税です。この本の内容は、全ての項目にわたり、新視点からのもので、きちんと検証しています。ぜひご覧下さい。旅程は勿論、船、卑弥呼、その方の墓、天の岩戸などなど、ビックリされる内容だと思います。