番組打ち切りの理由 5

公開日: : つぶやきいも, 都城愛

 事前にFBのメッセージで「18:30に局に集合」とあったので、遅れないように1時間前には着いていました。その1時間の間も、あれこれと頭の中で考えていました。駐車場に設置してある喫煙コーナーでそのメッセージを確認すると、「集合」という言葉に違和感を覚えたり、「なんでいつもこっちが出向くのだろう・・・」とか考えたり。

 そうこうして時間が近づいたので事務所に向かうと、エレベーターを降りたときに今回の責任者にあたる方(顧問と呼んでます)とばったり出くわしました。

 「あれ?一人なんですか?」と言われ、意味がわかりませんでした。
 「と、言いますと?」
 「ほかのメンバーは?」

 番組に出演していた私以外の2人のことだとわかったのですが、どうやら顧問と局長の間で、話にすれ違いがあるようでした。

 それからはサクサクと話が読めてきました。どうやら「打ち切り」はすでに決定事項で、残念会というか「最後の晩餐」的に僕らを呼んでいたのだな、とこの時点で悟りました。そしていわゆる「最終回の放送」もなく、このまま「突然の打ち切り」で終わるということも感知しました。

 正直、愕然としました。私たちは一日も早く結論を知りたかったのです。なぜならこれまで番組に充てていた時間が空白になるのですから、仕事や他の用事も急遽調整したりしないといけないし、リスナーや支援してくれていた人達への報告も急がねばなりません。私は「最後通告」を受け、今回の「落としどころ」を模索するために来たのですが、先方は打ち切りは既に通知済みで、「食事でもして”気まずさを薄めて”終わろう」ということだったようでした。

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 たしかに、このお二人にはまったく非はありません。というか私が知っている(見聞きしている)情報で判断すると、お二人は上位会社の役員と私に挟まれた、いわゆる「辛い立場」にいるわけで、そういう意味では同情したくなります。いえもちろん、それ以外にもエフエムにいる全スタッフにも、結果的に嫌な気分にさせてしまったでしょうし、私はこの「もやもや」と「怒り」のぶつけどころを見失いかけました。

 今回の一連の流れを総合的に考えてみると、上位会社の実質的な指揮権のある一部の人達、つまりトップを除く「役員」と呼ばれ、現場にも触れる方々の判断であることは間違いなく(番組審議委員会は参考でしかないとのこと)、対象でない音楽番組も処分されたことから、今回の一件はきっかけに過ぎず、私自身の排除が結論であった、ということを理解し、確信しました。

 で、あればこの場で交わす会話はもう重要ではなくなります。どう転んでも事態は転換しないこともわかり、あまり長い雑談も時間の無駄だと思いましたが、それでは「気まずさが薄まらない」のでいくつかの関係ない話をしました。

 かくして、私のパーソナリティ生命は終焉しました。自分自身に悔いはありませんが、応援して頂いた皆さんには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。ともに作ってきたかみもと千春、キクリン、そして田口アナはじめエフエムスタッフにも、ただただ、申し訳ないと、それ以外の言葉はみつかりません。

 「誰が悪い」という話ではないんだと思います。国内有数の超保守的な地域でのできごとであり、民意の成熟度が平均に達してなければ、もっとも「無難なもの」が「正しい」と判断されるのだろうと、あらためて痛感しました。

 5日にわたって書いてきましたが、今回のことに限らず、この地域を活性化させることは途方もなく難しいといわざるを得ない事象が数多くあります。企業に勤めているサラリーマンや公務員は、自分の考えを持てず、あっても発言しないことが「賢い生き方」として定着しています。仮に自営業の方でも、取引先や顧客との関係を考えれば、ほぼ同様の言動になるんでしょう。もし都城に原発を作る動きがあっても、おそらくすんなりと通るのでしょう。消費税が15%、20%になるとなっても、たいした抵抗もなく受け入れてしまうのでしょう。それは「仕方の無いこと」だと思いたくはないのですが、現時点ではそうです。

 だからといって、言うべきこと、やるべきことを、誰ひとりやらなくなっていいんでしょうか。「いや誰かはやらんといかんだろうけど、自分ではない」という人が多い中で、私たちは何をどう考えていけばいいんでしょうか。

 10年、いや20年あっても変わらない気がしてきました・・・

 さてさて、しばらく気持ちの整理に入ります。

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