参院選、行くか!3
気づいたらもうあさってじゃん!てなわけで、絞り込んだ50名を、こっからは独断と偏見入りで絞って、誰に投票するか決めたいなと。
とはいえ50名は多すぎ。なので政党別の政策に対する基本方針を少し見てみたい。
自民党の政策方針は、あれもこれも審理不足でイケイケ過ぎるし、かといって共産党のように何でも反対、というのもどうかと思うけども、やはり憲法改正についてだけはどう考えても同意できない。しばらく待って納得させてくれる人が現われやしないかと思ったが、やはり現れなかった。
有事と言うけど、敗戦以来日本が戦争に加わることなく70年が過ぎ、今後その可能性が、いかにも「ある」的な扇動が甚だしい、と僕は感じている。
同じ有事でも、東北の震災、そして先の熊本・大分地震のように自然災害とはいえ身近に起きていることには消極的。危険区域の選定に力を入れるわけでもなく、むしろ復興で公共事業させた方が何かと金が回る、的な発想。あざとい、と思ってしまう。
国際協調というけれど、日本は国連拠出金だけでも世界2位。1位のアメリカと国民一人当たりの金額を比較すると我々の方が出している。
それに「有事」の想定国に中国も入っているけど、その中国に対するODA(政府開発援助)は円借款:約3兆3165億円、無償資金協力:約1510億円、技術協力:約1638億円で多国間援助と合わせて約6兆円出している。
したがってこの時点で「自民党」と「日本のこころ・・・」は外したい。
それからTPPだけども、大いなるメリットも十分に理解できるのだけども、第一次産業である農業の衰退は明らかだ。コメなどは国が買い上げるなどの支援をすると言っているけども、それだって財源は税金だし、各品目のそれぞれの協定(オレンジやさくらんぼ等)だって段階的に関税が下げられ、6~10年前後で完全撤廃される。キウイやいちごにいたっては即撤廃だ。
たぶん、実際農業に携わっている農家も実感がないんだろうけど、この10年前後、というのがミソだ。それまでの間はジワジワとしか実感できず、「あ!」と気づいたころには年もとって問題そのものが風化してるし(そもそもそれが狙いだと思うけど)、政府の言う「品質の差別化」というのは景気のいいときにしか発動しないってことを忘れている。
もうホント、アメリカのいいように操られている。しかも操られている政治家たちは痛みはないが、痛みを感じるのは末端の労働者なのだから始末が悪い。そしてその労働者たちもあまり真面目に考えてないから手のつけようがない。
そんなわけで、「公明党」と「おおさか維新の会」も外さざるを得ない。
そうすると与党はいなくなってしまう。それじゃ野党はどうかというと、「党」として支持できる政党は正直言って無い。とはいえ、今回に限っては与党・野党というより、改憲勢力と護憲勢力という様相をていしてるので、一概に言えないのだけどもね。
極論から言うと「白紙」、もしくは選挙自体を辞退、というのが正解なのかも知れないのだけど、それじゃここまで書いてきた意味が無い。
とりあえず、50名のウエブサイトを見て、その政策や動画があればそれも見て、人となりと能力を見極めるしかない。(それにしてもなんで広瀬すずなんだろ・・・いいイメージない。)
そこで「困ったちゃん」なのが共産党だ。チームワークがいいのはわかるのだけど、あまりに「党」を出しすぎていて(もっともそれが共産だけど)、個人の当選よりも党の獲得議席が重要であるという、少々情けない(とはいえ仕方ないか・・・)状況。だから各人のウエブサイトを見ても、たとえばドメインは全員同じで党が用意したサーバスペースを使用しているのが一目瞭然。まぁそれでもいいのだけど、政策に個性がなく、ひどい人は「政策のページ」すらない。
僕のイメージだけど、共産党、特に地元の市議とかだと、いわゆる「いい人」が多い。その分、「理想論」が空回りしているように見えるけども、志位氏が言う「たしかな野党」っていうキャッチフレーズも、なんだかあまりに「大人」過ぎている気がする。
どうにも自分たちの存在を「嫌われても必要な存在」と自覚している気がするのだ。まぁたしかに一定の「抵抗勢力」っていうのは絶対必要だし、その数も全体の5%を安定的に維持してる。
なので、党としての存在意義は認めるし応援もしたいのだけど、個人となると難しい。
ああっと、キリがなくなるパターンだ。今回は誰に入れるのかを決めるのだった・・・。
そんなわけで50名すべてのウエブサイトを閲覧して、面白い、と思った方を3名まで絞りました。
まずはおおさか維新の会の島聡(しまさとし)氏。詳しくはウィキペディアを見ればわかるけども、とにかく弁が立ち知識があり頭脳派であるのは間違いないかと。
それから同じくおおさか維新の会の鈴木宏治氏。なんと言っても若い。ウエブサイトに行くと動画があって、いろんな問いにわかりやすく答えている。なかなか好感が持てる。
もう一人は新党改革の山田太郎氏。名前が覚えやすい!こちらも島氏に負けず劣らずの論客で、動画を見ているとずっと見てしまうくらいの魅力がある。
ま、当日までに誰に入れるか、この三人から決めたいと思います。
本来なら、伊藤洋介氏か青山繁晴氏なんだけど(どっちも自民だけどね)、まぁこの人たちは当選するでしょ、たぶん。
あーちなみに選挙区の方は・・・、同い年の方に。理由は他にいないから。