あんたら必要ないよ、けえったけえった

公開日: : 最終更新日:2014/05/14 ブログ, ミュージック・レポート

なんでボクが打ち込み(シーケンサー)を嫌うか。

その昔は、バンドにしろ弾き語りにしろオーケストラにしろ、全てプレイヤーがいてやるものだったけど、リズムマシンが登場し、そのクオリティが上がると「リズム・プレイヤーはいらないよ」ってことになるケースが増えた。

勿論当初はプライドも手伝ったり、「生の音」とか「生身の人間」とかいう言い訳で使わない人も多かったけど、それも随分と減ってきた。

さらにサンプラーの技術も進んで、ピアノを含むキーボード、ストリングス、ブラスや様々な楽器が、あらかじめ打ち込んだデータを再生させることで、ステージには必要最小限の人間しかいらなくなった。

もっとも、カラオケを使えば歌い手だけで事足りるのは言うまでもない。

どさまわりの演歌歌手などは、カラオケCD片手にツアーしてたりするわけだ。つまりバックバンドの連中に対して、「あぁ、あんたら来なくていいよ。今は文句たれたりけして間違ったりしない心強いバックがいるから」と、連中の仕事をアッと言う間になくしてしまったわけだ。

まぁ、それでも歪んだギターやヴォーカルが元々主役だったこともあって、なんだかまかり通っちゃってきたけども、とうとうそれらもサンプリングできる時代になった。

要するにコンサートするのに人間はいらんわけだ。

機械に言わせれば「あんたら必要ないよ、けえったけえった」ってことだ。

50歩100歩と言うが、リズムだけ打ち込みとか、カラオケも結局そーゆーことだ。

生身のプレイヤーやシンガーをバカにしているわけだ。

勿論ボクはそういう機械そのものを非難しているわけではない。練習やDTMに使う分にはなんら問題ないし、ボクも事実使っている。

問題は、それを客のいる実際のステージで使うこと、また使う人間が信じられないのだ。

効果音程度ならまだ許せたけどね。

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