2位じゃダメ?
人は「比較」に生きている、と以前書いたかも知れないんですけど、民主主義の象徴みたいなもんなんですよね。
「勝負」とか「優劣」、「白黒」「明暗」・・・上げたらキリないですけどね。
なんでこんなこと書くかと言うと、ワールドカップでカメルーンに勝って、それはそれでいいと思うんです。一喜一憂して、それが楽しみなんだから。
でも大会が始まる前の強化試合で負けが続いて、監督や選手叩きが毎日繰り返されてました。前回から4年経って、その間日本代表を目指す選手は切磋琢磨して代表を勝ち取り、「こんなに頑張ったんだから」と国民は期待を寄せる。
でも肝心なことをみんな忘れてる。4年間と言う時間は、平等に各国のチームにあるわけで、2002年のベスト4韓国に負けたからといって、なんで監督や 選手を責めるのか?誰だって必死でやってるし、むしろフィジカルやキャリア、反骨精神やハングリーさでは絶対に勝てない日本人が、それらを全て上回る国に 負けたからと言って責めるのが、ボクは不思議でしょうがない。
蓮舫議員が仕分け作業で言った名ゼリフ「世界一になる理由は何があるんでしょうか?、2位じゃダメなんでしょうか?」は、まさに多くを語ってると思いますな。
勿論、モチベーションを上げるために競い合うのが民主主義であり、戦後の経済成長はそのおかげだったことは言うまでもないし、スポーツや勉強に励む子供たちもそれを経て将来があるというのも、間違いだとは思わない。
だけど、「勝負」とは勝者を作ると同時に確実に敗者を作るし、「優劣」は優等を作ると同時に、確実に劣等を作るのだ。つまり、同時にみんなが幸せになることは絶対にない。
「いや、敗北がその人の将来を作るんだよ」という人もいそうだが、ではこれが戦争ならどうだろう。日本は原爆を投下され、「そのおかげで今がある」とでも言うのか?そんなこと被爆者の前で言えるのか?てことだ。
極論を言うと、世の中から「比較」をなくせば、ほとんどの不幸はなくなる。少なくとも人工の不幸は。
勿論、デメリットもある。優越感、勝った喜びなどは無くなる。宗教や言語、法律などは統一しなければいけないし、慣習や伝統などは捨てなければいけない。進歩のスピードも遅くなるし、究極の社会主義になるわけだ。
でも現実的にはありえないハナシです。
カメルーン戦でロスタイムに入った時、時間稼ぎをする日本に対して、必死で急ごうとするカメルーン・チーム。試合前はカメルーン・チームが内紛があるだ とか、エースのエトーが出ないかもとかって言うニュースに喜ぶ日本人やメディアがいて、「いい試合」よりも「なにがなんでも勝て」という雰囲気が終始蔓 延。
やるせなすなぁ・・・。
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