某理系女子より理研の体質を問題視したい狂この頃。
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社会問題
久々に書きます。触れるつもりはなかったんですけども、件の理系女子の記者会見があまりにも、なんというか日本の、というよりもくだらない利権やプライドの巣窟絵巻の様相を呈している、なんだか見慣れた状況にアキアキしている反面、「あれ書かないの?」などと数人に言われたものですから、とりあえずボクがどう思っているか、だけでも書こうかな、と思った次第でございます。
まず一連の流れをサクッと舐めて見ますと、あ、もちろんボクは理系でもないし、研究者でもないので、ことの重要性を履き違えている部分もあるであろうことは承知した上ですが、つまりは一市民的な目線ですので。
まず、彼女の論文にあるいわゆる「疑義」ですが、これは論文の冒頭の”BACKGROUND”の部分で、他のサイトからのコピペであることなわけですが、そもそもバックグラウンドなわけですから、研究にいたる「背景」を書くとすれば、まぁコピペはあるだろうし、そこが「疑義」になるってのは、研究者の世界では大問題でも、一般市民からすると、いささか「はぁ?」となってしまうわけです。
「難癖」とまでは言いませんが、彼女は早稲田大学の広報に対し「下書き段階の物が製本され残ってしまった」「大学に撤回を要請した」(早稲田側は否定)と述べており、謝罪もしているわけで、当のパクリ元も実質的な被害はないし、また見解も発表されてないようだし、いったい何が問題かと言うと、つまりは「難癖」をつけることで、彼女、または関係者を貶めることで利益を得る誰かの存在、あるいは今回の問題で「恥」をかいたと解釈している「誰か」の存在ということになるんだろう、と思うわけです。
次に、画像の転載疑義についても、「削除し忘れた」という説明と謝罪で十分な気がしますが、罰するなら罰すればいいんだと思うんですけど、それとこの騒ぎがリンクするとはとても思えないですね。
もう一つは、参考文献リストがコピペだという部分。これも「参考文献」なのであって、仮にそこに少年ジャンプとあって、問題視したにしても、そこはそこで権利関係を追及すればいい話で、こういう騒ぎに発展するのは、やはり「誰か」の意図したものと思わざるを得ない、と思うわけです。
共通して言えるのは、どれも「後々に問題視されることがあるかもしれない」こととして(彼女や関係者は)わかっているはずのもので、「悪意をもって」あるいは「わざと」やるはずのものなはずがないわけです。どこのバカがそんなことやるんですか。仮に「悪意をもって」とか「わざと」だったとして、何の利益があるんでしょうか?
これによって、誰が損したんでしょうか?引用された所が、不利益を被ったと言うなら訴えればいいし、それにしたがって賠償すればいいだけの話でしょう。
まず考えられるのは、iPSやES関係者でしょうか?価値観が下がるとか?それよりももっと疑わしいのはやはり「理化学研究所」でしょう。あれだけの大きい組織ですから、天下りの温床であることは誰も否定しないでしょうし、今回の騒動で自分に「矢」が向いたら困る人も多いでしょう。だったら彼女に全てを被せるのが、一番簡単な手法だし、STAP研究は引き続き彼女なしでもやれるわけですから、とにかく彼女が責任を取って消えてくれれば万々歳、ってことではないでしょうかね?ちなみに理研の役員・相談役のページをリンクしときますが、ここにいる連中の一人ひとりのコメントをさらしてみたいモノです。
理研の役員・相談役
あとは「早稲田」関係者ですね。早稲田といえば、都城前市長の学歴問題を思い出しますが、やはりああいう有名大学ともなると、「もみ消し」なんてのは日常茶飯事的にあるんじゃないのか?と勘ぐってしまいますね。
それとマスコミ。あぁもううざい!人の足元みて食ってるヤツら、あぁうざい!NHKの藤原さん、君の質問は「必要か?」というレベルだよ。IWJの岩上さん、ニコ動のナナオさんの質問はあきらかに彼女を擁護しようという質問であることが伺えますが、読売テレビの三宅さん、「悪意」に固執しすぎ。アホくさい。他にもくだらない質問する記者がいました(フリーランスのスミダとかいうヤツ)けども、なんならそいつらにインタビューしてみたいもんですよ。てめぇはブログで画像の無断引用したことねぇのか?
まぁ、そういうボクも最近になってクリエイティブコモンズを気にかけるようになりましたが、正直なんか見せしめ的だなぁ、と思いますねぇ。
とにかく、彼女はすでに罪以上の罰を味わっていて、それでも追放されるのだろうなぁと思わざるを得ないのであります。
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