みんな動きたくないのね
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最終更新日:2014/05/14
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寒いス。猫たちも動けないくらい寒いス。
さて、仕事は頑張っているんだけど、どうも報われていない。どうやらこれは効率に問題があるようだ。例えば、近くのスーパーと市内のイオンでは卵の値段に50円の差があるからといって安いイオンに行き、トクした気でいるとする。でも実際は距離的に往復で20Km以上の差があるのでガソリン代だけでも2リッター分はロスしていることになるし、時間もそれだけかかる。しかもイオンは駐車場から食料品売り場までも遠いし買い物をすればその分重い荷物を運ぶ負担も増える。さらに距離と時間が増えるということは、その分事故を起こす可能性や違反で捕まる可能性も増えるし、第一減った時間でできることも減ることになる。実はものすごい損失であることになる。
もし「ついで」がある場合なら逆に節約になるし、思い出しや思い付きの寄り道も可能になるが、総体的にみればやはり損失が多い。
おそらく人生全てに、同じことが言えるのだと思う。勿論、合理性や損得だけを考えていてはいけない場合も多いと思う。臨機応変というのが理想なのだろうが、人間そんなに器用じゃない。自分で言うのもナンだが、特にボクは妙にカタいところがある。
ウチの嫁のみっちと時々ぶつかるのが、「モノ持ち」についてだ。ボクは貧乏性なのか、モノを捨てる勇気がない。でもそのおかげで後で役に立てることができた経験も多いし、普段から余計な買い物をしないクセがついてる。こないだの東京でも、ある程度の出費は覚悟していたが、結局自分のモノで買ったのは携帯機器ホルダー3,980円とユニクロで買った下着類4,560円なりで、一万円すら超えていない。ま、これは別に偉くもなんともなく、単に欲しいものがなかったのと、別な部分にかけるべきカネが想定できていたに過ぎないのだが、それでもモノを捨てられない自分はイヤではない。
ユーズド製品には想念がこもっているという意見もわからなくないし、尊重はする。だが、それを言ってしまえば土地やマンション、マイクやステージ、病院の病室や飲食店のテーブルなどキリがないので、ボク個人はその「想念」をも愛するようにしている。
例えばクルマ。中古車は想念もあるだろうが、故障などのリスクも多い。だけど前オーナーがどんな乗り方をしていたにせよ、人生のあらゆる思いを共に過ごした歴史があって、その歴史は新しいオーナーを刻むべく待ち受けているのだ。ボクは人が好きだ。犯罪者やろくでなしもいるし、いい年をしたガキもいる。でも基本的に悪い人はいないと思っている。たとえ想念に呪われようと、解釈次第でプラスに受け取れるスベをボクは持っている。
最も「想念」が深いであろう「お墓」では、ボクは手を合わせて拝むより、浮かばれた霊もそうでない霊もひっくるめて、見つめていたいと思うのだ。そして様々な思いを張り巡らせ、「じゃあね」と帰る。
浄土真宗でいうところの「礼拝」とは、先祖の成仏を祈るのではなく、仏神と化した先祖に「見守ってください」とお願いすることなのだそうだ。
ボクは、そのどちらもしない。家の仏壇でもそうだしお盆の墓参りでもそうだが、形式的な作法はとりあえずはやる。でも大事なのはいつでもどこでも、先祖と会話をすることだと思っている。勿論リアクションなんてない。ただ、自分の思いをぶちまけ、愚痴をこぼし、開き直り、「頑張るけどね」と締める。
供養でもなんでもないかもしれないが、先祖との関係はそうあるべきだと思っているし、今後も変わらない。とにかく、死んだ人とそうでない人を分けるのは戸籍上だけでいい。
さて・・・、ちょっと真剣に家族と会社を盛り上げなきゃならない。気合だな。
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