警察官の仕事に計算された無駄が多い件。
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最終更新日:2014/04/05
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実は先日、恥ずかしながら交通違反で切符を切られてしまいました。一旦停止の所で、止まったつもりが止まってなかったんだそうです。「映像を見せてくれ」と言っても良かったんですが、たまたま上機嫌だったので素直に認めることにしました。
安全な所まで移動してパトカーの後部座席に乗り免許証を渡し、止まらなかった理由から聞かれましたが、ボクは止まったつもりだったので理由など聞かれても「わからない」としか答えられず、「では急いでいたということでいいですね?」と言ってお巡りさんは切符に書きもうとしたので、「いや急いでもいませんが」と言うと、「何か理由を書かないといけないので」とそのまま書いてしまいました。
まぁそれはいいとして、免許証の記載内容をいちいち書き写す作業って、なんだかアホくさいなぁ、と思うんです。コピーすりゃいい話だと思うんですよ。それかスキャンしてネットで自動照会なんて簡単なことのはずなのに、わざと時間をかけてるとしか思えないんですよねぇ。てゆーか何のためにICチップ入れたんだよ!ってな話です。アンドロイドのスマホでさえ読み取れるアプリがあるのに・・・。
それと納付書もそうです。郵便局でしか使えない納付書を渡されるんですけど、それだってその場でカード払いさせてくれよ、ってな話です。paypalとかsquare知らねーの?つーか「今払うから領収くれよ」って言いたいんですけどね。しかも納付書を書き損じて書き直してましたからね。
で、ボクはそれを聞いてみたんですよ。「なんでいつもいちいち書き写すんですか?コピーすりゃいいでしょ?」と聞くと、「いや報告しないといけないんで」と答えられました。つまり青切符は違反者用の控えで、複写の白い方は署に持ち帰り、審査するらしいんです。審査って言うのは、誤記が無いかとかのほかに、違反者の署名・押印があればスムーズに処理が進むんですと。
とにかく、5分で済む作業を20~30分かけてること自体、税金の無駄遣いのように思えてしまうわけです。それに一旦停止等を取り締まるために、影に隠れて待っている時間とかもかなり無駄な気がします。しかもこっちは座席でしおらしくしているところに、「年度末はお忙しいでしょ?」って世間話してくるし。
暴走族もどきもいっぱいいるし空き巣もいるし、他にネタはいっぱいありそうだけど、そうやって考えると一日の労働時間のうち、いったい意味のある時間てどれくらいあるんでしょうかね?ちなみにその給料、ボクらの納めてる税金なんですけど?
そもそも青切符の署名・押印は「任意」で、断ることが出来るんだそうです。その場合出頭通知が来るんですが、これも無視していると今度は裁判所から呼び出しがかかるようで、そこで容疑を否認すると警察側は証明する必要が出てくるんですが、これはビデオでも撮ってない限り不可能で、ほぼ「不起訴」処分になるんだそうです。これは警察にとって非常に売上げ(と言っていいのかわかりませんが)にかなりの影響がでるようです。
自動処理の機械が無いのか調べてみたら実はマシンは既にあるようなんです。
このマシンはそれなりに高価らしいのですが、データがデジタルで保存できるので紙代はもちろん、時短や押印拒否などによる売上回収の阻止に大きく貢献でき、誤記等も大幅に減るので、ほんの数週間でペイできるんだそうですが、導入に至ってないようですね。
ではなぜ導入しないのか、いろいろ考えてみましたが、これはおそらく「現状」を維持するほうがよい、という判断なのかな、と思うわけです。
まず現状だと、わりとゆっくりと一日を過ごせるし、たまに事故処理や事件で急行する以外は、特にこれといって忙しいことはなく、公務員然と暮らしていけると。またデジタル処理に移行してしまうと、例えば「お偉いさんの息子」なんかが違反切符を切られたときに「もみ消し」ができなくなり、予定していた「賄賂」がもらえなくなる、なんてことは読みすぎでしょうけどね。
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