日本の創世記、都はどこだったかシリーズ05

公開日: : 最終更新日:2014/10/03 謎を追え!, 都城愛

 連日紀元前後の日本について書いてますが、ここで一旦おさらいします。

「記紀」に書かれている日本と、数千年の歴史を持つ中国の歴史書における日本ではかなりの違いがあり、しかしそれは「記紀」の捏造空白期間を取り除けば一致すると書きました。

しかし一致しないのが「登場人物」で、かたや当時の王は神々(のちの皇族)、かたや卑弥呼となっていて、これを暫定的に「当時の王」とすることで、「都がどこだったか」を検証しています。

神武東征以前に目を向けると、いわゆる「日向三代」が南九州を拠点としていたことは明らかですが、南九州も広いですから、少しずつ絞っていこうというわけです。

昨日の地図から、次に目を向けるのは「信仰」です。仏教の伝来は6世紀ですし、そもそも神道の基本は「皇族=神々の子孫」という考え方ですから、天孫降臨の「ニニギ」が地上に降りた最初の場所「高千穂の峰」が、いわゆる偶像崇拝の対象であったことは間違いないでしょう。

実際に高千穂の峰を含む霧島連山が、肉眼でいつでも拝めるのはせいぜい30km程度だと思われますから随分絞り込めます。

 さらに、王が存在したのならば、当然平民は税のようなものを収めるため、おそらく農業に励むしかなかったはずですから、稲作等に適した土地であったはずです。

 現在の地図からしか判断できませんが、山を切り開いて平地にすることはあっても、平地が山になることは考えにくいので、現在の地図でもほとんど起伏の違いはないという前提ですが、そうするとこのように現在の「都城市」「霧島市」「えびの市」「小林市」の山間部を除いた地域に絞られます。

うーむ・・・。

 

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