日本の創世記、都はどこだったかシリーズ05
連日紀元前後の日本について書いてますが、ここで一旦おさらいします。
「記紀」に書かれている日本と、数千年の歴史を持つ中国の歴史書における日本ではかなりの違いがあり、しかしそれは「記紀」の捏造空白期間を取り除けば一致すると書きました。
しかし一致しないのが「登場人物」で、かたや当時の王は神々(のちの皇族)、かたや卑弥呼となっていて、これを暫定的に「当時の王」とすることで、「都がどこだったか」を検証しています。
神武東征以前に目を向けると、いわゆる「日向三代」が南九州を拠点としていたことは明らかですが、南九州も広いですから、少しずつ絞っていこうというわけです。
昨日の地図から、次に目を向けるのは「信仰」です。仏教の伝来は6世紀ですし、そもそも神道の基本は「皇族=神々の子孫」という考え方ですから、天孫降臨の「ニニギ」が地上に降りた最初の場所「高千穂の峰」が、いわゆる偶像崇拝の対象であったことは間違いないでしょう。
実際に高千穂の峰を含む霧島連山が、肉眼でいつでも拝めるのはせいぜい30km程度だと思われますから随分絞り込めます。
うーむ・・・。
あまりに度が過ぎた、PRにならないPRがまかり通ろうとしている話。都シリーズ01
関連記事
-
町をイベントで盛り上げる為に必要ななんたらかんたら・・・
音楽イベントに限らずかも知れんけど、どーもプロモーションがちぐはぐなんだよなぁ。 例えばあ
-
ゴミの疑問を聞いてみた
前から疑問だったことを役所(環境業務課)に聞いてみた。 Q 「燃やせないゴミ」が来年からなくなるの
-
投票率アップの前に考えること
奇しくも二週連続で選挙を迎える宮崎県民。ボクの知人も投票率を上げる運動に奮闘していますし、成果が出て
-
百条証人尋問レポート1
都城市議会百条委員会(新燃岳降灰収集運搬業務詐欺事件等調査特別委員会)の証人尋問を傍聴してきました。
-
失敗しても責任とらんでいいっつーアホみたいな・・・
都城市議会の会議録がネットで公開されてるのは知ってたんだけど、あんまし見る気がなかったんで見てなかっ
-
一人で戦っていた女性がいたことを忘れない・・・
「狂咲狂です。」と毎回書いてたんですが、これも必要なくなりました。もともと自分のブログなので必要な
-
消滅する旧4町?02
言うまでもなく、税金のほぼ3割は社会保障に使われていて、これは高齢化が進むにつれますます増大するわけ
-
「失われた青空」に行政は興味なし、連休だからこそ考えよう。
やっとボクも連休が来ました。といっても会社が3日休むだけで、なにかと忙しいわけですが。 と