■何も知らないのは国民だけ?
はるさんに頂いたコメントにあったように、「マニフェストを知らずに、あるいは知っててもそれがどういう意味か知らずに、はたまた意味を知ってても何が起こるかを想像できずに投票した人が多い」という現実がありますな。
要するに、日本の選挙制度は確かな判断で投票されない、ということですな。とりあえず成人していれば選挙権はあるから、原宿の汚ギャルも湘南のゾクもヒッキーオタクもヤクザもみんな投票できるわけです。
それでも国民がえらんだ、という風に言われればそれは自動的に、選んだ側の責任、となってしまって、結局責められないってことになっちゃう、というよくできたシステムですな。
仮に次の都城市長選に酒井法子が立候補したら、多分それなりに票を獲得してしまうのが現実なのだ。成人とは名ばかりで、大人でない成人があまりに多いのは、日本に限らずイカンともしがたい事実だ。
草薙君がヤクザ役ができるようになったように、ノリピーも悪女役ができる女優として復活するのは時間の問題ですな。雑誌社襲撃、淫行事件、後輩への暴行、などがあっても知事にはなれるし。
要は、短期間で結果を出せば、社会は認めてくれる、ってことですかね。
でも、今の日本の現状はけして短期間で結果を出すべきじゃないし、時間をかけて着実に変えるべきだけど、世論は時間をかけさせてくれない。
ボクの読みでは、東知事が出馬を匂わせといて結局出なかった件や、横浜の中田氏の突然の辞任など、全部10年後の道州制導入の布石に思えてしょうがない。導入後の初代州知事の候補者が、実はすでに決まっていて、州の施設建設に関わる利権争いが現時点で起きているのではないだろうか?
関連記事
-
■学力よりも能力で配置すべし!
南九州大学もそうだが、これまでもグリーンヒルはじめ様々な事業の失敗や、行政現場でのこま
-
被爆への不安を発言することを禁止します!
前回の記事は、たまたまではなくあえて5月5日のこどもの日に書きました。ボクはもう50ですからいいで