■昔の恋人とバッタリ、出会ってしまってワンワンワワン。
前回の記事の続編的なことになるけども、付き合っていた、あるいは結婚していた男女の別れた後の関係について。
ボクの世代、つまりネクスト団塊時代の20代と言えば、「今はいい友達だよ」とか、「フランクな関係」なんていうフレーズがトレンディ・ドラマを彩っていた時期で、そういうのを都会的でクールなものとして、一種の憧れの対象になっている感があり、若者は否応無しにその路線が規定値のようになっていた気がする。
ただボクの場合は、10代の頃にいわゆる本宮ひろし路線(硬派!銀次郎など)の影響が強く根付いていたせいで、それほど感化されなかったんだとおもうけども、一貫して一つのこだわりがあった。
それは「気まずさの価値観」だ。
その恋愛がどんな終わり方だったにせよ、真剣なものだったのか、そうでなかったのかを判断する材料は「気まずさ」くらいしかない。極端な例を挙げれば、街でバッタリ出会ったときに気軽に挨拶できるとなれば、「あぁ、彼らの付き合いは、その程度だったんだな」という印象になるし、気まずそうにしていれば、「あぁ、真剣だったんだな」という印象になる。実際どうだったかは別として、あくまで印象としてはそう写るのだ。
愛情と恋心の違いを書けばキリがないので割愛するとして、恋心は冷めるものだが、愛情は永遠のものだ。だから交際そのものが終わっていても、愛情を持っていたのならやはり気まずいものだ。要するにフランクになれる、ということは、一時的な「恋」に過ぎなかったことを皮肉にも立証してしまうことになるのだ。
じゃあ街でバッタリ会っちゃったらどうするか、間違っても完全無視はマズい。ボク的な理想は「少し微笑み、軽く会釈」だ。だが、このパターンはドラマや映画ではあんましない。
さて、これを踏まえて、男女間に友情は?を再考すると、ますます難しい。
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