■もう野菜も果物も食べられなくなる・・・?
石破茂農水相は3日の閣議後記者会見で、ミツバチの減少が世界的な問題となっていることに関連して「各都道府県でどういう状況になっているのか、急いで把握しなければならない」と述べ、果樹栽培などへの影響を抑えるため、各地の実態調査を急ぐ考えを表明した。
やっとかよ!という感じ。なんでかというと、事の発端は2年以上も前に遡るからだ。当初は一部のサイエンス誌が取り上げた程度で、ニューヨークタイムズが記事にしたのは2007/2/27だった。
ミツバチが居なくなるという現象は、前日まで普段通りに多数のミツバチで賑わっていた巣箱が、翌日になると数匹のミツバチだけを残して空っぽになってしまうというもので、その後、同じ現象は35の州に拡大。西部海岸地域では全体の60%、東部海岸地域では70%ほどのミツバチが消えた。
「蜂群崩壊症候群」(CCD)と呼ばれていて、実は我が宮崎の椎葉村でも起きている。或る養蜂家では2007年、ミツバチが全く消えてしまい、この現象は、椎葉村の50~60軒ある他の養蜂家でも起こっていたらしい。
ボクはミステリーが好きだから当時からこの事件は知っていたけど、なんとも日本政府の対応はらしいといえばらしい。アメリカでは未知の病原体説、ドイツでは携帯電話の電磁波説、椎葉村では異常気象説など、定説が無い状態。
で、本当のミステリーはここから。ミツバチはせいぜい3~4㎞しか飛ぶことが出来ないのだから、養蜂家の巣箱の近くを探せば数万匹の死骸の一部は必ず見つかるはずである。しかし、 現在まで、まったく死骸は見つかっていないのだ。
「不都合な真実」でノーベル平和賞を受賞したゴア氏は、前大統領と選挙戦を展開して敗れたが、一説によると企みがあったとも言われている。ここで大統領になるよりも、全世界の原子力産業界の巨大マネーを手に入れる方を選択したというハナシ。ブッシュが進めるバイオ燃料よりも、CO2を排出しない原子力を推進する策を別な方向でやるというもので、その通り出版、映画化、そしてノーベル賞受賞とこれ以上ない筋書きが実行された、というハナシよハナシ。
さて、このミツバチ失踪。ナメてかかっちゃダメです。これだけ大量のミツバチがいなくなると、大変なことになります。多くの食物や果物はミツバチのおかげで受粉ができています。つまりこれらの値段が高騰してしまうということなんですな。
食物の多くを輸入に頼っている日本の打撃は世界でも最も深刻なものになると思われ。
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Comment
lotta
2009/04/04 15:57
今、北郷町の花立公園にいるんですけど、不気味なくらいのミツバチの羽音が聞こえます(゜゜;)
ちびた
2009/04/05 08:40
うちの軒下にすぐ巣を作るんで困ります。生きる意味がない生き物はいないですね。ムカデは意味がわかりませんが。
狂咲 狂
2009/04/05 18:20
>ちびたさん
ムカデですかぁ・・・。まぁ彼らより小さい虫を捕食するという、食物連鎖的な意味合いと、縁起物で「客足が多い」ということで重宝されるらしいですな。あとは観賞魚の餌になったり、韓国では薬膳にりようされるらしいすよ。