高脂血症のお話
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最終更新日:2014/05/14
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病院の廊下を歩いていると、ふと一枚のチラシが目に入りました。
「高脂血症のお話」というタイトルで講習があるとのこと。しかも場所はボクの病室からまっすく行った突き当りの会議室、しかも無料。
これは何かのサインだと思い、受付の締め切りは過ぎていたけどもダメ元でフロントに確認してみました。すると講習スタッフの方が出てこられて、驚いたような喜んでるような面持ちで、「参加されます?」と聞くので「是非!」と答えました。なんでも50人の定員を既に超えているらしく、「ちょっと調整してきます」とのこと。しばらくして「大丈夫ですよ、H先生の話はとても面白いですよ」と、参加OKになりました。
時間が来たので、さっそくカンファレン室に行くと、入院患者で参加しているのはボクだけでした。しかもいかにも入院してます的なナリだし、第一点滴のスタンドとともに入室したのでそれはそれは目立ってしまいまして、一躍注目の的に。お茶とボールペンと資料が支給され、少しトクした気分で待っていると、間もなく院長先生の挨拶があり、H先生のお出ましです。H先生はボクの担当でもアリ、お若いのにマジメでとても熱心な方です。非常に汗かきで、汗をタラタラ流しながら仕事されてます。
実は「高脂血症」という表現は昨年から変わっていて、「脂質異常症」という名前になっているそうです。その理由は、HDLコレステロール、つまりいわゆる「善玉」の方ですな、この値はは低いのがマズいわけで、高いのはむしろ奨励されるわけです。なのにそれも高脂血症に入ってしまうのは、表現上おかしい、ということらしいです。要するに高脂血症はイカンと言いながら、善玉コレステロールは別ですよ、と補足するのがめんどくさいワケです。
ボクは当然のことながら、悪玉は基準を上回り、善玉は基準を下回っているので、対処しなければイカンわけです。しかも時々胸のあたりが、「ウッ」と痛くなることがあるし、早急に対処せねばならんス。
とにかく、先生の講義は時代劇を話しに織り込みながら、わかりやすく構成されててました。勉強になりました。これがタダとは・・・、お茶やボールペンまでくれるし・・・。
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