告発業
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最終更新日:2014/05/14
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最近のタバコはオマケがスゴいすねぇ。マジでモトが取れんの?と思えるようなライターやら灰皿やら。コレクター心をくすぐりますねぇ。
さて、新しい職種。それは「告発業」です。大きい物件なら「賞金稼ぎ」という言い方がかっこいいですが、それだと職種とは呼べないので、世の中にあるありとあらゆる悪行を対象にします。例えば立小便は立派な軽犯罪法違反で、1年の懲役または100万円の罰金に相当するので、これを証拠とともに告発し、罰金を徴収できた場合は半分が貰える、なンてことにすれば、こいつは立派に職業として成り立つし、立ち小便するヤツも減る。談合などはカルテルの一種と見なされるので独占禁止法に分類され、対象となった商品や工事の額によって課徴金が決まるから、大きいものほど分け前もデカい。さらには、マルサが内定する前に脱税なんてのを告発した日にゃあアンタ!そらぁ家立つかもよ!てなもんだ。これは国や自治体の歳入にも大きく貢献できるワケで、一石三鳥ですな。交通違反なんてのはザラに転がってるし、地域ごとの条例違反もいっぱいあるから、300万人くらいの職業は確保できますな。めでたく失業率ゼロ!
で、リスクですが・・・。
まずなんと言ってもモラルの問題ですな。言い方変えれば「チクリ業」なワケでして、人間関係の亀裂は勿論、憎悪の根源になりかねないと思われます。だから告発者の個人情報の匿名性には最大のシステム作りが必要です。そしてもうひとつ心配されるのは、「でっち上げ」です。自分がひごろから恨んでる人を、ありもしない罪で告発してしまう人が出てくることが予想されます。だからこの制度の整備には相当な議論が必要でしょうな。「民主主義に反する!」なんて人もいるだろうしねぇ・・・。それに「誤解されてチクられる」のを恐れて、日常生活がとても窮屈なものになりかねないすからね。
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