アマチュアバンドの行く末
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最終更新日:2014/05/14
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去年は、オヤジバトルにスーパー親父フェス、bandlife2007、ナイスミドル、と出まくってそれぞれそれなりの実績を残した。おかげでオファーも増えたし、知名度も上がった。いくばくかののギャラも頂ける様になったし、スタジオ代も払えるようになった。
一方では仕事との兼ね合いが難しくなったり、ライブ後の打上もやらなくなり、練習時間も減る。したがってレパートリーもいつまでたっても増えない。
去年と今年の違いは、燃え尽き症候群的なものと、悪い意味での一種の「慣れ」みたいなモンがあるのかな。
ボクが「永ちゃんをやめよう」と言ったときに、ほとんどみんなが反対で、別なことは別でやりながら、それはそれで続ければいいんじゃないか的な意見だった。ボクはそんな器用なことが果たしてできるのか、と思ったがとりあえずトライしようと思った。
そして、一年。やっぱり新しいことや、「別なこと」はできない。これは物理的な問題だと思う。
こないだ、ベンチャーズのバンドが、途中「一曲だけ歌アリの曲を」と“すぎもとまさと”の「吾亦紅(われもこう)」をやってたのを見て思った。
やっぱり永ちゃんをやるときに、同じステージで別なことをやるべきでない!てゆーか、ナンデモアリの時には、徹底的にナンデモアリにしないと、そのステージ自体がおかしくなる。
ボクたちは「超越した何か」をも持ってるわけじゃない。
圧倒的なテクニックか、
はたまた旋律の走る個性か、
記憶に残るキャラクターか、
優れたアンサンブルか、
客を飲み込むようなストーリーあるステージングか、
うっとりさせるようなルックスか、
語られるような話題性か、
そのどれをも持ってないからこそアマチュアなんだけども、でもだからこそ、ステージでの在り方や、ステージの方向性なんてのは大事なことなんだと思う。
「吾亦紅(われもこう)」をベンチャーズ風にアレンジしていたら、それはとても素晴らしかったに違いない。
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画像の文字『ビエラ207石画素』かと思った。年貢か。
僕にはオーブンやホットプレートで作ったメシをください。