無償の愛
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最終更新日:2014/05/14
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4月6日に、森進一との確執で話題になった川内康範氏が亡くなったが、川内氏は「無償の愛」を常々掲げ、作詞や脚本もその路線だったらしい。森進一との件はいただけないが、冥福を祈りたい。
ところでボクはこの「無償の愛」という表現が大嫌いだ。なぜなら「有償の愛」があるように聞こえるからだ。無償だから“愛”なんであって、有償なのはそもそも愛ではないのに、この表現は明らかにおかしい。ただし、「間違った愛」は表現として“アリ”だ。
ボクは以前もこういう内容を書いたかも知れないが、「愛」の意味を知っている人は正直あまりいない。ボクの知り合いの女性は息子に異常に手を焼いているが、彼女はそれでも息子を見捨てない。甘やかすことは間違っているけども、それでもやはり愛情なのだ。ただ、間違っているだけなのだ。
ならば、自分に子供が出来たときに厳しく出来るのか、と問われれば自信はない。親は子供を愛する以前に、子供に恋をしているから、嫌われたくないのだ。おそらくボクも子供が出来たら「恋」をしてしまうだろう。恋する相手に嫌われることほどツラいことはない。経済的・資質的な理由以前に、自分の恋心を封印できる自信がないのが最大のネックだ。
子供を千尋の谷に突き落とすのがあるべき愛で、それが出来ない親が間違って育った犯罪者を生み出しているのも事実だ。
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