根拠
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最終更新日:2014/05/14
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姓名判断ってあるでしょ?あれってどういう根拠かって言うと、中国四千年の歴史による統計学だ、なんつーハナシを聞いたことないすか?ま、そりゃいーとして、少なくとも日本では明治七年以前、ほとんどの人は苗字、つまり姓がなかったわけで、戸籍法によって苗字がついたわけだけど、そーすると、ほぼ全国民がこの時運命がかわったってことになるよねぇ。それに「吾作」さんだけでいーっぱいいたハズで、んじゃ全「吾作」は同じ運命?ってことになる。
それと血液型。こいつもどーよ?
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/9450.html
ご覧の様にオーストラリア人にはほとんどAB型がいないし、アメリカの黒人でさえ1,000人中やっと7人いる程度。しかも八割以上がA型でB型はナント0!。アイヌに至ってはAB型が18%以上いて、B型と合わせると半分を超えるという、すんげぇ状態。逆にケニアに行くと六割がO型。
これで相性とかってハナシできるか?オイ!
すげぇのは方位占い。例えば、北とは何を指すのかと言うと、北極点のことではなく磁北という、つまり磁石がNを指す点のことで北極点とは5~7°ほど違う。ちなみに「北枕」の「北」は仏陀によると北極点を指しているようなので、無関係。
さて問題はここから。ボクら日本に住んでいる人間にとって、北と南では圧倒的に南の方が広いわけです。おそらく総面積にして2:8くらいの割合しかないのが北。逆にオーストラリアの人は南がちょっとしかない。なら日本人とオーストラリア人に同じ方位占いが通用してはイカンことになるんス。
さて、もっと興味深いのは、「本当」の方角。ほとんどの人が地図上で方角を判断すると思うけど、実際の地球は平面ではなく球体なワケでして、さらに緯度や経度ってのも交通の便宜上作られたに過ぎんワケです。
だから地球儀の上で三角定規を持って、90℃の角を日本に置き、四分割した東南にあててみる。するとあらスゴい。今まで真東はアメリカだと思っていたのに、じつはペルーだった、なんてことになるんス。これって船舶会社や航空会社にとっては常識らしく、知らないのは一般ピーポーだけっちゅーこってす。
つまり、占いは当たる当たらないではなく、気休めなんス。結果、それで気が休まる人にとっては、それでよしですけど。
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