終わったイベントの告知をしないでほしい
公開日:
:
最終更新日:2014/04/02
つぶやきいも
昨日に引き続き類似件数合わせて17件頂いたのがこちら。
「再放送の時、終わっているようなイベントの告知をしないでほしい。」
これも我々としてもやりたくはないですよ、当然。しかし頼まれたら断ることはできません。告知を依頼される方々がそのあたりの事情をわかった上で依頼されれば助かりますが、なかなかそうもいきません。
「じゃあ再放送をやめろ」ってことになるんでしょうけど、編成上の話に我々は首を突っ込めません。正直言って、ボクが一番言いたいことなんですけどね。
まぁ、局の代弁を少々すれば、地方のコミュニティ放送ですから、メジャーなFM局とはだいぶ違います。自社番組なんてそうそう作れるものじゃありません。
ケーブルテレビと違って、ユーザーと契約して加入するシステムではありませんから、収入は広告だけしかないんです。たまに番組そのものを販売する、というケースもありますがこれも中央の局に限ったことです。
では広告収入はいかほどか、といえばボクは知る由もありませんが、家賃や人件費、システム管理費や高熱水費に通信費、著作権費用などおそらく数百万は必要でしょうねぇ。
したがって番組制作費は極力抑えねばなりません。できればノーギャラで完パケでやってくれる面白いパーソナリティが大勢いれば理想でしょうけどね。
完パケというのは「完全パッケージメディア」の略で、時報を考慮したオープニングから、CM・本編の交互配置、ジングル、エンディングまでを編集し、ひとつのメディアに収録して「流すだけ」の状態にして納品することです。
ちなみに「つぶやきいも」は生放送ですから編集の必要はありませんが、ときおりCMを挿入し、時報のタイミングを図り、合図を出す「ミキサー」さんがいてリアルタイムで進行しているわけですが、それをそのまま録音したものが再放送で流れるわけです。
慣れてくればミキサーをしながらでも生放送はやれなくもないんでしょうけど、高価な機材を使いこなさないといけません。音楽を流す場合は「カフ」と呼ばれる装置で音声を消したりという作業も必要ですし、再生順序やメディアのプレイヤーへの挿入などを考えると、やはり役割を分担するのが自然ですな。
またプレゼントだとか、メールやハガキの管理だとか、キューシート(工程表みたいなやつ)だとか、パーソナリティのみなさんも結構苦労はされてるようですよ。音源(リクエストされた曲のCD等)がない場合は、パーソナリティ自らが準備します。
ま、ボクの場合はボランティアですから、プレゼントとかリクエストとか、おハガキとか、FAXとか、曲をかけるとか、そーゆーのはやんない方向です。いやもちろんもらえたら嬉しいので喜び勇んで紹介しますが・・・。
とにかく編成は大変です。少ない番組をいかにうまくタイムテーブルに配置し、しがらみや軋轢に配慮し、クレームを処理している局長を見てると同情しちゃいますよ、ホント。
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