20世紀最後のティーンズ:2000年8月号掲載分

公開日: : 最終更新日:2014/04/09 霧島フォーラムアーティスト紹介

いやぁ、ぎりぎりセーフで、テイーンズの報告が間に合った。今年は、だいぶ前から曲の製作に取り掛かっていたアーティストも多く、オリジナルのクオリテイも高かった。よく練習してるな、というアーティストと「付け焼刃」的なアーティストがはっきりしていた。が、その分別な要素で補っているアーティストもいた。ま、とにかく10代のビッグ・イベント、様々な思い入れが伺えた一日だった。 個性とはいったい何か?とか言えば堂堂巡りになるので割愛するが、やはり一番難しいのがそこなんだろう。ものすごくウマいプレイヤーがいるバンド、すばらしい声をもっているシンガー、バンドとしてあついマトマリをみせたバンド。どれもいいところをあげたらキリがないが、悪いところをあげないと記事にならないし、それこそ通り一遍のコラムで終わり、「個性うんぬん」ということになるので、指摘をザクザクいってみたいと思うのだが・・・・・。この記事を書いている段階では結果を知らないので実際の受賞者もいまいち不明だが、筆者が個人的に「他の曲を聴いてみたい」と思ったのは「CURIONE」。アコギ、エレキとヴォーカルという三人編成で非常にいい曲を、またすばらしい声で聞かせてくれた。これにハーモニーが加わればブッチギリで優勝だったろう。それ以外はほぼ順当に受賞するだろう。まずはSP-?。曲は不明だが、ヴォーカル不在で不利だったか、逆に有利だったか、いずれにしてもかなり弾きこんだギターは皆が認めたことだろう。そのギターを支えたリズム隊も素晴らしかった。そして「負犬」。それぞれのメンバーがバンド経験を踏んでいる為か、垢抜けしたステージングが秀逸だった。とくに難度の高いギターリフをそつなくこなすギターに個性あふれるヴォーカルは会場の視線を集めた。そして年々増えているオリジナル楽曲での参加だが、いやはやホントにアレンジがいい・・・というか、それらしく仕上げているのが「KISSDRUNKER」「GUSH!!」「STAND UP」「FREESTYLE featuring KEKKE」あたりか。いわゆるメロコア系はここ2~3年のブームがバンド多発を生んだ為か、個性を出すのが難しくなってきている。2年前だったら確実に入賞したであろう「STAND UP」。練習量、楽曲の展開、ノリと申し分なかった。そしてやはりハーモニーで受賞を逃したといっても過言でないのが「GUSH!!」。楽曲は素晴らしい曲であるにもかかわらず、それが生かせてないのが惜しかった。「KISSDRUNKER」、「FREESTYLE feat KEKKE」とも全員の気持ちが一致すれば十分上を狙える。人数が増えれば増えるほど難しくなるが、こればかりはやはり場数だろう。足があいてないDr以外はもっとステージを広く使ってハジケてもいい気がするが・・・。一昨年からの弾き語りブームで新鮮さのうすさが目立ったのがアコギ系。その中でもピアニカという異色な楽器とキャラがミスマッチな「モコモコズ」。場数さえふめば来年は入賞だろう。それから「ポケモン」と「STAND UP」はとにかく人気者だった。勿論、その他のアーティスト達も素晴らしい可能性を秘めていると思う。 余談だが、ステージ衣装と呼べる格好を特別準備した例はおそらく一組もいなかったように思う。つまり普段着のままなのだ。別にそれが悪いとは思わない。だが、全員が全員だから、ちょっとガッカリだった。演奏や作品だけの審査ならテープで十分なのである。生のステージにあがる以上は見せれる要素は是非見せてほしい、というか見たい。その他にもMCや笑顔、将来への展望などが審査の対象になっていることは言うまでもない。 総計35組によるティーンズ都城予選も20世紀最後となったが、21世紀はどんなアーティストがでてくるか?かつて、ティーンズから直でメジャーにはいけない、と言われていたが、昨年の0930(おくさま)の例もある。10代にとってTMFはメジャーへの道が開けるイベントになりつつある(30代もやってほしいが・・・)。ヤマハさん、10代をよろしく。

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