消滅する旧4町?04
さて、移住といっても簡単ではありませんが、そこは長きに渡って節約ができるわけですので、少々の税金を使ってもいいのではないか、と思うのです。
現在、地域ごとの地価を見ると、市街地までの距離や医療・学校・買い物などの「機能性」とは必ずしも比例していません。たとえば御池町や夏尾町よりも、菓子野町や庄内町の方が安い場合も多々あります。
一方で、深刻化を増している空き家対策をこれで埋めてしまうよう調整したらどうだろう、と思うわけです。地主や不動産業者にも一定の理解と協力をもらい、データベースを構築することで、いろいろな可能性が見えてくるはずです。
さて、「機能」の中で「駅」の比重は今現在とても低いものになっていますが、僕は実はここに大いなる可能性があるのではないか、と考えています。
それを説明するには、中心市街地活性化について少し疑問を呈していく必要があります。具体的には次回から書こうと思ってます。
市街地活性化と言っても、そもそも「活性」の定義って何なのでしょう?
その前に「市街地」とは、いったいどこからどこまでを定義しているのでしょう?
たとえば、広口の交差点から前田の交差点までの10号線沿いの、いわゆる12、3、45番街と、旧大丸裏通りのオーバルパティオからC-PLAZA一帯、円頭庵通りから千日通り、そしてゆずり葉大通りまでを仮に市街地と仮定した場合、そこにある商店の数が、どれくらいあるのでしょう?
仮にこの一帯に1,000店舗あり、それぞれの店が最低限どれだけの集客があれば、それを「活性」と呼ぶんでしょうか?
都城市では、各種団体等の座長を集めた会議や、市民参加のワークショップ、アドバイザー会議などをちらほらとやってはいるのですが、進捗を聞くと「生ぬるい」という印象がほとんどです。
次回から「活性って何?」と題して書いていきたいと思います。
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