働き過ぎは悪、という風潮に持っていくべき、という話。
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最終更新日:2014/04/05
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かつて日本人は「働き過ぎ」と言われていたけども、最近は欧米並みだという認識が進んでいますが、実態はやはり違ったようです。「正規の職員・従業員」の年間労働時間は、平均で2634.1時間で、イタリア1778時間、アメリカ1778時間、イギリス1647時間、フランス1562時間、ドイツ1419時間に比べ、やはり圧倒的に働き過ぎなのが明らかになっているようです。
イギリスと比べると約1000時間多いわけですが、これってそんだけ「仕事がある」ってことですよね?なんかおかしくね?と思うのはボクだけですか?
だって就職氷河期だとか言うし失業率高いまんまだし、職安には人いっぱいいるし、「仕事がない」はずなのに、「仕事がある」ってヘンやないすか?
要するに、一人が仕事を独占しすぎってことになりますよね。簡単に言うと、イギリスの会社が13人でやる仕事を日本の会社は8人でやる、ってことですね。
つまり5人の仕事を奪ってる計算になるわけです。これを日本全体で見ると全雇用者(正規・非正規合わせて)5154万人の労働は、イギリス並みの労働時間にすると8246万人分てことになります。その差3092万人。
要するに仕事をわけ合えば、失業率はあっという間にゼロになるっちゅーこってす。
まず残業はなくして、完全週休2日にして、なんなら一日の労働時間も5時間くらいにしてシエスタしなさいよ、ってことですかね。
こんなこと書くとデメリットばっかし考える人がいると思うんですけど、メリットもいっぱいありますよ。まず一人一人の負担が減ることによって労働災害が減るし、生産性もあがりますよ。失業率が下がるとGDPは上がるし監督署とか職安はいらなくなるし、労働者同士のコミョニケーションも活発化するし、空いた時間で遊ぶんじゃなくて(遊んでもいいけど)地域活動とか市民活動すれば町おこしにもなるし、そもそも働きすぎてるから賃上げ運動なんてのが起こるし組合活動しなきゃならんわけで、そういうのも減っていくでしょ。
「いっぱい稼いでいっぱい贅沢するんだ!」って人は事業起こせばいいし、そこで雇用してくれりゃもっといい。事業主は「働き過ぎ」は自己責任だからとやかく言いません。勝手にしていいですが、従業員にふっちゃダメですね。そこんとこ法律で厳しく罰すればいいんですけどね。残業させたら財産没収と禁固50年くらいの重い刑にする。
なんか日本は「働くこと」が異常に美化されてる気がしますね。もちろん「働かないと食っていけない」という人も多いと思うので、副業がやりやすい環境も必要でしょうが、基本的に地位の高い人が「取り過ぎてる」んだと思いますね。たいがいそういう地位にいる人の仕事量なんて知れてることが多いし。公務員なんてまさにそれ。
あと、共同の寮を備えた職場を政府主導でもっと導入すべきだと思います。「働かないと食っていけない」人も色々種類があって、支払いが多いから、という人の場合、寮生活にして家とか売っぱらっちゃえばいいし。生活保護に金出すくらいなら、まだこっちの方が現実的。
生活保護者は、財産を全部整理した上で、入寮と就職をいっぺんにやっちゃう。そういうシステムでかなり変わるんじゃないでしょうか。
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