怪し過ぎ
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最終更新日:2014/05/14
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「ねずみ男の汁」等の怪しすぎるドリンクはどうでもいいとして、亀田事件について言及しておくという暇つぶしに着手。
ボクは格闘技を見るのは好きだ。試合会場まで行こうとは思わないが、やはり「スカッ」とする試合は興奮する。興行プロレスはあまり興味ないが、極力「真剣勝負」的なモノなら大概好きだ。
特にボクシングは、歴史もあるし階級やマッチメイクなどにも細かい規定があるから、選手は真剣にならざるを得ない。特にタイトルマッチに近ければ近いほど八百長は発生しにくい。
だが、いわゆる「マニア」ではないので、できればマンガや映画のようなわかりやすい試合が見たいと思うのが大衆心理のハズだ。シロート目にもよくわかるジャストミートパンチを見たいのだ。
大毅はよく耐えた。ボクなら5Rあたりでブレンバスターを決めにいっただろう。一回り以上先輩で、キャリアのあるベテランのチャンピオンが、デビュー2年足らずの10代の、しかもランキング14位の子供に試合を申し込む自体、どうなんだ?
そりゃ相手は有名人で色んな挑発してたし、ボクシング人気全体のことやら、自身の今後、特にファイトマネーのことを考えればうってつけの相手ではある。それに初防衛戦は15位以内の選手と規定されているからギリギリOKだしね。
それと会見。「切腹」に反応すんなよ、ガキの能書じゃないすか。とどめに「オレはやらねーよ。」だって・・・。マスコミも過剰に反応しすぎ。ならさ、ライガーが蝶野に「ぶっ殺してやる!」って言ったのはいわゆる殺人予告ですよ?
まぁそれはいいとして、試合ですよ。シロート目にもわかるクリーンヒットが前半あったか?クリンチばっかしでどっちが挑戦者なんだか。ありゃキレますわ、オレでも。国民の期待?たしかに期待は少なからずあったでしょうな。でもそれは圧倒的なノックアウトですよ。試合にゃ勝ったでしょうけど、「期待」とはゼンゼン違いますな。
ただ、防衛したことは間違いないですから、それは称賛すべきです。内藤陣営としては、若い力は脅威だったことでしょう。「国民の期待」をキャッチフレーズに使っちゃったことと、切腹に反応しちゃったこと以外は、「よく頑張りました、ご苦労さん」です。次は四たびポンサクレック戦かな?少なくとも注目度は下がるでしょうな。
いやぁやっぱボクシングはヘビー級ですな。動きが鈍い分、打ち合うしかない。
ボクシングのこと何も知らんクセに文句言うな!と言われそうだけど、テレビの視聴者を含め、客の大多数はシロートなんすから、わかりやすいのが一番。このシロートがいなくなったらそらもう大変ですぜ。
あぁそれと、試合後のマスコミ。ありゃ最低ですな。「切腹すんのか」的発言は、既に亀田以下のレベル。そもそも亀田一家がいなかったらボクシングなんて、カバディかカーリングかっつーくらいのマイナーにむかって一直線だったんだからねぇ。新庄しかり、経済効果の功労なんて誰も考えないで、結果だけで追求する、いわゆる小市民心理にはもう辟易だ。相撲もそうだけど、なんだかんだいって、協会だかコミッションだか知らんけども、現場の選手を管理せんで、一体何の仕事してんだ?それこそ情報公開しろ!PRは自分でしろ!
おおっと、これを読んだ殊勝なあなた。ボクに同調してはいけません。世間は「反亀田」一色ですから、それに染まる事です。友達失うよ。
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