諸県弁で話して欲しい!
本日も「ご意見特集」9回目でございます。これも類似件数合わせて5件頂きました。
「もっと諸県弁で話して欲しい」
諸県弁が重要な意味合いを持っているのは承知しています。ボクたち都城圏域の人間は旧都城県ですので、宮崎とも鹿児島とも違う、独特の方言やイントネーションを持っています。ボクもこの文化は大切にしたいと思っていますし、保存すべきものだと思ってます。
また、コミュニティFMの特性として地域密着、地域限定という特徴が謳われて来た経緯も承知しています。
まず、方言文化の保存・継承については、必ずしもメディアがそれを番組中に使用することが原則とは思えないという点があります。たしかにひとつの方法論として「アリ」だとは思います。事実、シティエフエム都城の番組では多数のプログラムがそれを取り入れていますし、方言に特化したコーナーもあります。それはそれで大いに素晴らしいことだと思います。ですが、いったい全体の何割を方言仕様にするべきなんでしょうか?ボクとしては、ちょっと多すぎる感が否めないのです。
また、保存・継承の手段としては、番組中の会話を方言化しなくとも、取り上げることは可能ですし、語源や使用例などを解説するという企画などの方が、より多方面に訴求効果があるのではないか、と考えます。
地域密着、地域限定という特性についてですが、これは徐々に薄れつつあると考えています。いまやコミュニティFMも映像配信やスマートホンのアプリなどを通じて、全世界に発信する時代になってきました。もちろんシティエフエムが実績的にまだその域に到達してないのは事実ですが、今後は全国、あるいは全世界に通用するコンテンツ作りを目指していくのは、至極当然の流れだと認識しています。
そういったことを踏まえると、やはりいくつかのプログラムは方言に特化しない方がよい、と判断しました。
例えば、地域リスナーとのやり取りが多い番組とか、地域のトピックスに重点を置いた番組、地域のお店や企業を紹介する番組等であれば、むしろ方言は多用した方がいいのかもしれません。
しかし、純粋に音楽を紹介する番組など、全国、または海外の方が価値観を覚える可能性のあるプログラム等は、コンテンツとして成長させる余地が十分あるわけですので、方言の使用は控えるべきだと考えます。
僭越ながら「つぶやきいも」は、関東や関西、カナダやタイなど、地域外のリスナーもいてくれています。少数ではありますが、グローバルな展開を目指す気持ちだけは捨てたくありませんので、そこのところよろしくお願いします。
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